北京
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第15回長春映畫祭が9月5日から10日まで中國東北部を代表する大都會・長春で開催され、國産映畫と洋畫計100本以上の作品が登場する予定です。今年の映畫祭の目玉として注目されているのは初めて設置された海外映畫上映會で、中でも、カンヌ、ベルリン、ベネチア、トロントなど世界的に有名な國際映畫祭の最新受賞映畫やノミネート映畫を紹介する「映畫祭直通車」部門では、2019年ベネチア國際映畫祭のオープニング作品である是枝裕和監督の『真実(中國題:真相)』をはじめ、2020年ベルリン國際映畫祭「金熊賞」受賞作であるイラン出身のモハマド・ラスロフ監督の『There Is No Evil』、2019年のカンヌ國際映畫祭コンペティション部門にノミネートされたアルノー・デプレシャン監督のサスペンス映畫『ダブル・サスペクツ/ルーベ、嘆きの光』、2020年のベルリン映畫祭最優秀女優賞を受賞したドイツのクリスチャン・ペツォルト監督の新作『Undine』などが出品されることになっています。
コロナ禍の影響で、今回の長春映畫祭も、今主流となっている「劇場上映會+屋外上映會+オンライン上映會」といったスタイルを取り、一部作品は映畫館で無料上映を実施するということです。(ミン・イヒョウ、CK)