北京
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中秋・國慶節の8連休、中國の観光市場で需要が旺盛に(2020年9月14日提供)
中國の今年の國慶節(建國記念日に相當)は伝統的な祝日・中秋節(舊暦8月15日)と重なるため、従來の國慶節の7連休にさらに中秋節の1日を加えた8日間の大型連休となります。新型コロナウイルス感染症の予防・抑制対策が常態化した後の初の大型連休でもあります。これに合わせて、各地の観光名所では値下げブームが起き、現在のところ500カ所以上の観光名所が入場料の割引や免除措置を発表しています。
陝西省西安市では大唐芙蓉園や西安城壁、大明宮國家遺跡公園など53カ所の國家A級景勝地が、また観光市場が最近再開した新疆ウイグル自治區アルタイ地區では32カ所の國家A級景勝地が入場無料となります。一方、湖北省ではすべての國家A級景勝地がすでに國內の観光客に向けた無料開放を実施しています。山東省青島市の嶗山を含む12カ所の國家A級景勝地では、國內だけでなく海外からの観光客にも無料開放となります。さらに、江蘇省蘇州市では、國內の観光客に向けて「1元(約15円)だけで蘇州園林を楽しむ」キャンペーンを実施しており、虎丘、留園、拙政園など14カ所の蘇州の名園が対象となります。
統計によると、食事や宿泊、交通、買い物および間接的に創出された利益を含む観光業の産業チェーンによる利益は入場料収入の約7倍にもなり、入場無料や割引を実施した観光地では二次消費が明らかに増加しているということです。(鵬、淺野)