北京
PM2.577
23/19
王毅國務委員兼外交部長は18日、要請に応じてブラジルのアラウージョ外相と電話會談を行いました。
王外交部長は、「習近平國家主席とボルソナロ大統領は去年に相互訪問を行った。また、新型コロナウイルス感染症が発生した後も數回にわたって電話會談し、書簡を交換し、両國関係の発展の方向性を明示した。次の段階において雙方は両元首の共通認識を実行に移し、感染症の長期化と予防・抑制の常態化といった新情勢に応じ、『ポスト・コロナ時代』に著眼して、中國とブラジルの友好協力の基調をしっかりと把握しながら、両國関係の安定した発展を推進していくべきだ」と述べました。
また、「新型コロナウイルス感染症のショックに直面してもなお、両國の実務協力は依然として成長している。中國は今後も、ブラジルの良質な農産品に市場を開放し、第3回中國國際輸入博覧會へのブラジルの參加を歓迎する。また、石油・天然ガス、電力、鉱業、インフラ整備などの分野での投資協力を拡大するとともに、技術イノベーション協力の『新たなポジション』を構築し、デジタル経済やクリーンエネルギー、スマート農業、遠隔醫療、スマート都市、5G通信、ビッグデータなどの新しい協力プラットフォームを育成して両國の産業のグレードアップとデジタル化モデルチェンジを推し進めていきたい」と強調しました。
これに対し、アラウージョ外相は「ブラジルは中國と、ワクチンの開発や生産などの分野での協力を強化したい。世界で経済成長が最も速い2つの新興経済體として、ブラジルと中國は成熟し、互恵的で安定的な二國間関係を構築した。ブラジルは中國との関係を高度に重視し、中國と共に両國指導者の共通認識を著実に実行し、既存の協力メカニズムを果たし、農業、貿易、投資、環境保護、クリーンエネルギー、デジタル経済などの分野での実務協力を深めていきたい」と述べました。(玉華、謙)