北京
PM2.577
23/19
中國政府が18日に発表した初の特別白書は、中國軍が國連平和維持活動(PKO)に參加してから30年にわたる歩みを全面的に振り返り、中國軍のPKOへの參加の使命と政策主張、國連平和維持サミットの公約を全面的に実行した成果を述べている。
例えば、白書には次のことが書かれている。中國は現在、PKO 予算の第2の拠出國であり、國連安保理常任理事國のなかでPKO將兵の派遣が最も多い國でもあるということ、中國軍はこれまで25の國連PKOに參加し、累計4萬人余りの將兵を派遣し、16人の中國軍人が平和維持の第一線で殉職したこと、前後して1000人余りの中國軍女性將兵がPKOに參加したこと、今年8月時點で、2500人余りの中國將兵が八つの平和維持ミッションと國連本部での任務を遂行していること、平和維持タスクのほかに、中國の平和維持將兵はまたコンゴ民主共和國や南スーダンなどの國で人道主義支援と戦後復興活動に參與し、一部の國の民衆に農業栽培技術を伝授したことなどだ。海外に派遣された中國軍人は、戦火に襲われた民衆に平和と希望をもたらした。中國軍は世界平和を守り、共同発展を促進する正義の力だ。
このほか、過去5年間、中國軍は前後して20回の専門的訓練を行い、60余りの國の平和維持人員1500人余りを訓練した。中國はまた、中國・國連平和発展基金を設立した。2016年から2019年にかけて、同基金は計52件の平和・安全保障分野のプロジェクトを行っており、そのうち、23件のプロジェクトは國連PKO支援などに関連するものだ。
今年は世界反ファシズム戦爭勝利75週年であり、國連中心の國際システム確立75週年でもある。人點は平和が得難いものであること、平和を守る難しさをさらに感じなければならない。國際情勢がどのように変化しても、中國はあくまで平和的発展の道を歩み、これまで通り國連PKOを支持し、多國間主義を斷固として守り、人類運命共同體の構築を推進し、世界の平和と発展のためにより多くの安定的な力を注ぎ込む。(CRI論説員)