北京
PM2.577
23/19
國際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は15日、「中國が、感染拡大を抑制する力強い措置を講じて経済回復を促していることで、中國経済は今年、プラス成長となる。これは世界経済にとって前向きな動力となる」との考えを示しました。
これは、IMFと世界銀行の秋の年次會合に伴うオンライン記者會見で示した見解です。ゲオルギエバ専務理事はまた、「IMFがこのほど提出した『世界経済の見通し』で、中國経済の見通しを上方修正した。これには二つの要因がある。中國が斷固たる対策を講じて感染症を抑制したことと、中國が力強い財政政策、通貨政策を実施して経済の回復をバッグアップしていることだ」と述べました。
ゲオルギエバ専務理事はさらに、「中國経済のプラス成長は世界経済にとって前向きな動力となる。大口現物商品の輸出國や中國経済と密接な関係にあり、グローバル・バリューチェーンに関連する國點にとってはとりわけ重要だ」と強調しました。
専務理事はその上で、「中國は新型コロナウイルスのワクチン開発に加わってもいる。これは感染症に打ち勝つ世界の自信を強めることになる。自信の増強は現在、非常に重要だ」と指摘しました。(Mou、鈴木)