北京
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23/19
「世界変動下の金融協力と変革」をテーマにした2020金融街フォーラム年次総會が北京市內で21日に始まりました。出席者は「新型コロナウイルス感染症の流行を背景に、中國経済の回復は世界経済の発展に新たな活力を注いでいる。各國が手を攜えて変動に対応すべきだ」との考えを示しています。
中國人民銀行の易綱総裁は、「今年に入ってから、新型コロナウイルス感染症の流行は世界経済に深刻な衝撃を與えた。この背景の下で、各國は積極的に対応し、力強いマクロ的措置を速やかに打ち出した。中國の通貨政策も、迅速かつ効力ある対応をした。マネーサプライは全體として合理的で適切であり、市場主體や雇用の安定維持に良好な通貨と金融の環境がもたらされた」と述べ、將來の展望としては「今年は感染症対策という特殊な時期だ。マクロ・レバレッジ比率は上昇したが、來年は経済成長率が回復するにつれて安定する」との見通しを示しました。
ボストン コンサルティング グループ(BCG)のハンス=ポール・バークナー最高経営責任者(CEO)は、「今年の新型コロナウイルス感染症の流行により、各國の協力の重要性がはっきりと示された。歐州や中國、北米は世界経済の発展を促進する主要な要素だ。従って、感染症に直面している狀況においてはグローバリゼーションが引き続き力を発揮して全世界が難関を乗り切るための助けになる」との見方を示しました。(閣、鈴木)