広州 盲導犬の「クラウド飼育」モデルを打ち出し

2020-10-23 14:49  CRI

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橫斷歩道を渡る視覚障害者を手助けする盲導犬(CCTV提供)

 広州のある盲導犬サービスセンターは最近、盲導犬の「クラウド飼育」モデルを打ち出しています。

 中國の盲導犬訓練基地は、盲導犬として必要な適性を備えた犬が少ない上、人件費や高い経営費用などの課題を抱えています。その対策として、広州のある盲導犬サービスセンターでは、「クラウド飼育」モデルを打ち出し、市民からの寄付を増やすことで、経営難の緩和を図ろうとしています。

 センターは、月ごとに10元(約160円)を支払う飼い主に、ウイチャットなどを使って縁組した盲導犬の訓練中の寫真や動畫を送信してその日の訓練の內容や犬の様子などを説明するとともに、定期的ではないものの、飼い主と犬の面會日も設けています。また飼い主には基地の管理活動にも參與してもらいます。

 統計によりますと、どの國でも、視覚障害者の少なくとも1%が盲導犬を利用しています。中國の場合、2016年末の時點で視覚障害者は1700萬人に達しており、少なくとも17萬頭の盲導犬ニーズがありますが、実際に盲導犬として活動しているのは200頭に満たないのが現狀です。

 

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