北京
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習近平國家主席は23日、中國人民志願軍抗米援朝出國作戦70週年を記念する大會で演説を行いました。國際社會は習主席の演説を高く評価し、特に中國が地域情勢の長期安定と発展を維持する中で果たした役割を肯定し、「現在、國際社會が新型コロナウイルスと戦っている中、抗米援朝の精神は世界の人民にとって激勵となるだろう」と評価しました。
朝鮮労働黨機関紙の「労働新聞」は「中國人民志願軍の偉大な功績は朝中友情と共に永遠に輝かしいものになるだろう」と題する社説を掲載しました。社説は、「中國人民志願軍は1950年10月に抗米援朝出國作戦を実施し、朝中両國及び両國人民間の戦闘の友情を示した。中國人民志願軍は朝鮮人民と肩を並べ、戦闘のために青春と生命を捧げ、志願軍勇士の血は朝鮮の山河と原野を赤く染めた。中國人民志願軍と朝鮮人民が朝中友情の歴史に刻んだ兄弟のような友情と団結は永遠に朽ちることない」としています。その上で、「朝鮮人民は、朝鮮が危険と災難に直面する際に、『抗米援朝 保家衛國』の旗印を掲げて朝鮮の前線に赴き、自分の青春と命を捧げた中國人民志願軍勇士を永遠に忘れることはない」と述べました。
ロシアの中國問題専門家であるユーリ・タブロフスキー氏は習主席の演説について、「中國に対するいかなる威嚇、圧力も無駄だというシグナルを外部に向けて発信した」と述べました。その上で、「貿易摩擦、香港問題、また台灣問題に対しても、口実を探して中國を威嚇したり、圧力を加えたりするいかなるやり方も、中國の斷固たる抵抗を受けるだろう」との見解を示しました。(玉華、淺野)