北京
PM2.577
23/19
中國南西部の貴州省の紫雲、威寧、沿河など9つの県が23日、貧困狀態を脫卻したと宣言しました。これにより、2014年に発表された全國832の貧困県が、すべて貧困から抜け出したことになります。
これら832の貧困県は22の省・直轄市・自治區に分佈しており、去年末までに、その中の52県がまだ貧困狀態でした。國務院貧困扶助弁公室によりますと、來月から、今年貧困狀態を脫卻した52県を対象に、20%の割合でサンプリング調查を行い、貧困への逆戻りを徹底的に防いでいくと言うことです。
なお、中國では貧困脫卻の基準とは、一人平均年所得が4000元(2020年不変価格換算)以上、衣食に対する憂いをなくし、義務教育、基本醫療、住宅の安全への保障となっています。(Lin、Yan)