北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は26日の定例記者會見で、「新型コロナウイルス感染症の流行が続く中でも、中國は予定通りに第17回中國・東南アジア諸國連合(ASEAN)博覧會および中國・ASEANビジネス投資サミットを開催し、習近平國家主席がビデオメッセージを発表する。これは、より高い水準の対外開放を目指し、ASEANとの経済貿易協力を推進していく中國の決意の表れである」と述べました。
趙報道官は「中國は周辺國との外交において、ASEANを優先的な位置に據えている。中國・ASEAN自由貿易區が創設されて今年で10年になる。この10年間で、雙方の貿易額は2010年の2928億ドルから2019年の6415億ドルへと倍増した。また、今年1月から9月までの貿易額は4818億ドルで、前年同期比で5%伸びている。ASEANは初めて中國の最大の貿易パートナーとなった。この10年は、経済・貿易協力が互いの発展を後押しする『黃金の10年』となった」と評価しました。
その上で、趙報道官は「今回の大會を通じて、ASEANとの経済・貿易協力を深め、雙方の関係と地域経済の一體化も向上させて、次の『黃金の10年』を目指していきたい」と述べました。(鵬、謙)