北京
PM2.577
23/19
経済協力開発機構(OECD)中國経済政策研究室のマルギット・モルナール主任はこのほど、取材に対して「世界第2位の経済大國である中國の経済が、新型コロナウイルス感染症の打撃から率先して回復することは、世界にとって重大な意義がある」との考えを示しました。
モルナール主任は、「中國は全世界の感染症との戦いを支援し、他國に多くの感染症対策物資を提供してきた。また、中國は遠隔勤務に必要とする製品を提供し、ほかの國の生活と仕事の様式の転換を助けている。中國は自國経済の回復しつづけていることにともない、他國に必要な品を提供する一方で、外國の原材料と消費財に対する中國からのニーズも回復中だ。このことは世界にとって大きな意義がある」と述べました。
モルナール主任はこのほど締結された「東アジア地域包括的な経済連攜(RCEP)」について、「區域及び國際協力の重要性がより際立った。OECDは一貫して協力を提唱しており、協力を促進する協定の締結を非常に歓迎する」と表明しました。(殷、鈴木)