北京
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オーストラリア戦略政策研究所の「報告」で提起した「拘留センター」だが、
実際は新疆カシュガル地區麥蓋提敬老院(老人ホーム)
新疆ウイグル自治區は27日、記者會見を行い、自治區人民政府報道弁公室のイリジャン・アナイティ報道官がCNN記者の質問に対して、「西側の関連シンクタンクが『衛星畫像』を通じて新疆を研究し、新疆の民事機構を『拘留センター』と見なしていることは全くのでたらめである。これはわざと大げさに判斷し、事実を混亂させる手口だ。いわゆる新疆で進められている『人種絶滅』政策は完全に虛偽の話である」と強調しました。
アナイティ報道官は、「オーストラリア戦略政策研究所は『新疆の拘留制度の記録』と題する報告書を発表し、外壁を備えた新疆の建物をすべて『拘留センター』としている。こうした『拘留センター』は実際はすべて民事機構である。報告書に記されているトルファン市の『拘留センター』は実は地元の行政機関のオフィスビルで、カシュガル地區の『拘留センター』は地元の老人ホーム、物流パーク、學校などである。これらの建物はグーグルや百度の地図でいずれも明白に記されている」と述べました。
アナイティ報道官はさらに、「実際のところ、オーストラリア戦略政策研究所などの一連の『獨立したシンクタンク』は學術研究機関ではなく、米政府がコントロールする反中國の道具である。彼らの研究內容は単に主観的に憶測し、雲をつかむようなもので、偏見と敵意に満ちている。彼らの観點と研究の手がかりは、米國にある反中國の非政府組織か、確認とトレーサビリティのできない『目撃情報』によって提供され、ひいてはインタラクティブ地図を衛星寫真としており、オーストラリアの學者さえもそれに學術的価値はないものとしている。新疆は開放されており、『衛星畫像』を通じて知る必要はない。客観的で公正な立場をもつ外國の人點が新疆を訪れ、本當の新疆を知ることを歓迎する」と示しました。
アナイティ報道官は新疆で実施されるいわゆる『人種絶滅』政策について、「これは完全に虛偽の內容であり、海外の反中國勢力が新疆に対する悪意の中傷である。新疆では長年、ウイグル族を含む少數民族に対してより優遇した人口政策を実施している。2010年から2018年末まで、新疆では少數民族の人口は1298萬5900人から1586萬800人に増加し、287萬4900人、率にして22.14%増えている。そのうち、ウイグル族は1017萬1500人から1271萬8400人に増えて、254萬6900人、25.4%伸びを見せている。漢族の人口は882萬9900人から900萬6800人になり、17萬6900人、2.0%増えている。ウイグル族人口の増加幅は新疆人口全體の増加幅13.99%の約2倍に當たる。少數民族の人口の増加幅を上回り、そして漢族人口の増加幅よりはるかに高くなっている」と示しました。
アナイティ報道官は、「これと相反して、米國は歴史上、インディアンに対して大規模な駆逐、同化、虐殺を行い、その結果、インディアン人口は1492年の500萬から20世紀初めには25萬に激減し、現在のインディアン人口は米國人口の2%しか佔めていない。これはまさに名実ともに正真正銘の人種絶滅である」と述べました。(Mou、星)