【CRI時評】より緊密な中國-ASEAN運命共同體を構築する

2020-11-28 10:18  CRI

 第17回中國・ASEAN博覧會ならびに中國・ASEANビジネス・投資サミットの開幕式が27日に開幕した。中國が2013年に、より緊密な中國-ASEAN(東南アジア諸國連合)運命共同體をASEANと共に構築していくことを提唱して以來、この運命共同體の構築のビジョンは、中國とASEANの雙方にとってのキーワードになった。今年は特に、中國とASEANは新型コロナウイルス感染症に対抗しつつ経済貿易の協力を推進した。雙方間の貿易総額は1-10月、世界全體の情勢とは裏腹に前年同期比7%増の成長を見せ、中國とASEANはいずれも、相手側にとっての最大の貿易パートナーだ。

 今年は中國・ASEANデジタル経済協力年でもある。今回の中國・ASEAN博覧會のテーマは、「『一帯一路』を共に建設・デジタル経済を共に振興」だ。ASEANのリム・ジョクホイ事務総長によれば、ASEANのGDPに佔めるデジタル経済の比率は2015年時點で1.3%だったが、2025年には8.5%にまで上昇する見込みだ。リム事務総長は、中國はデジタル関連のインフラ施設などの分野において世界の先頭集団に屬しており、ASEANが自らの領域でのデジタル経済を発展させていくためのパートナーだとの認識を示した。

 もちろん、経済発展の前提となるのは、感染症を有効に抑止することだ。「中國はワクチンの投入開始後にASEAN加盟國のニーズを積極的に考慮」「ASEAN COVID-19対策基金を資金提供で支持」「ASEANの衛生関連行政官と専門技術者を1000人養成」──。中國のこれらの極めて著実な措置は、感染症対策における中國とASEANの協力レベルを引き上げるだけでなく、雙方が経済貿易での協力を推進するための力強い保障になる。

 今年は中國-ASEAN自由貿易協定の成立10週年だ。最近ではアジア地域包括的経済連攜(RCEP)が締結された。これらはいずれも、中國とASEANが協力をさらに深めるために有利な條件を創出した。中國側の提唱は、中國とASEANの経済貿易の協力を推進しつつあり、新たな「黃金の10年」の扉を押し開けることにつながると予測することができる。(CRI論説員)

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10月29日放送分
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