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　海南省で開かれている博鰲（ボアオ）・アジア・フォーラム2017年年次総會は26日、「経済グローバル化推進宣言」を発表しました。これにより、各國の政府と実業界に対し、市場開放と包容性ある成長および経済協力の推進を堅持して、経済の共同繁栄と持続的な成長を確保することが呼びかけられました。

　同宣言は、「経済のグローバル化は、科學技術の進歩がもたらす必然である」と示し、「新しい課題も生まれるが、その原因は経済のグローバル化そのものではない。現行のグローバル・ガバナンスと世界経済の大きな変化とのつり合いが取れていないことが原因である」と分析しました。さらに、「グローバル化に逆行するような措置では、これら構造的な問題を解決できないばかりか、世界経済の成長に新たな問題をもたらす恐れもある」と指摘し、経済のグローバル化に前向きに対応し、グローバル・ガバナンスシステムを改革することの必要性を強調しました。

　同宣言ではまた、「フォーラムおよび全會員は、経済のグローバル化がより開放的で、包容性のある、すみずみまで恩恵が行き渡るバランスの取れた発展を遂げるために、獨自の役割を果たしていきたい」と示しました。（朱、謙）