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習主席、韓國新大統領と電話會談

2017-05-11 15:23:57     cri    

 習近平國家主席は11日、韓國の文在寅(ムン・ジェイン)新大統領と電話會談を行いました。

 習主席はムン大統領の當選に祝賀の意を示し、「中韓両國は隣國であり、地域の重要國である。國交樹立から25年間、両國関係の発展は大きな成果を収めている。雙方は初心を忘れず、相手國の注目や正當な利益を互いに尊重して、違いを認め合いながら共通點を探り、適切に処理していくべきだ」と述べた上で、「韓國新政権が中國を重視し、両國関係の良好な発展を後押しする実際の行動を取るよう望む。両國関係のさらなる発展の実現は、両國民の利益に一致し、また地域の平和、安定、発展にも役立つ」と指摘しました。

 また、習主席は、「中國は長期にわたって、朝鮮半島の非核化の目標、朝鮮半島の平和と安定維持、対話による問題解決を堅持している。これは中韓両國の共通利益、地域の平和と安定の大局に合致している。我點は韓國を含む各側と共に、朝鮮半島および地域の平和と繁栄に取り組んでいきたい」との願いを強調しました。

 これを受けて、ムン大統領は、「両國関係に関する習主席の評価に賛成している。中國と同様、韓國は韓中関係を重視し、中國と共に両國関係のレベルアップを実現させ、実務的な戦略協力パートナー関係を後押しすることを望んでいる」と表明した上で、「我點は中國の関心事を十分に理解している。韓國新政権は中國と交流し、問題の解決方法を探っていく方針だ。韓國は中國と共に6カ國協議の早期再開を通じて、朝鮮半島の非核化目標を実現させることを願っている。中國側の『一帯一路』構想を稱賛し、その構築が中國と韓國を含む関係國と地域に繁栄を與えることを期待している」と表しました。

 なお、両首脳はそれぞれ一日も早い會談の実現を期待する意を示しています。(殷、謙)

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