中央銀行である中國人民銀行は14日、1月から9月までの人民元の融資総額は11兆1600億元で、前の年の同じ時期に比べて9980億元多かったと発表しました。

　それによりますと、融資額のうち、実體経済を中心とした金融以外の業者や機関・団體に対するものが5兆7300億元、個人の住宅ローンなど、住宅部門の中長期貸付額が4兆2000億元ということです。

　また、9月末時點における融資殘高は117兆7600億元で、前の年の同じ時期より13.1％増えています。

　さらに、公的融資については、1月から9月までは前年同期より2兆2100億元多い15兆6700億元で、9月末時點の殘高は前の年の同じ時期より13％増えて171兆2300億元となっています。（Ｌｉｎ、森）