サウジアラビアの首都リヤドを訪問しているティラーソン米國務長官は22日、中東地域の大國同士であるサウジアラビアとイラクが手を攜えて地域の安全と安定を守るよう期待すると述べました。
サウジアラビアのサルマン國王とイラクのアバディ首相はこの日、両國関係に関する會合を開きました。この會合に出席したティラーソン國務長官は「この會合が開かれたことは、サウジアラビアとイラクの関係が改善されていること、協力の可能性が大きいことを意味している。米國は、この両國の関係改善と協力強化を隨時サポートする準備ができている」と示しました。
一方、サルマン國王は「この地域は過激主義、テロリズムなど安全面の課題に直面している。我點は、兄弟であるイラクが団結と安定のために払った努力を支持することを改めて表明する」と強調しました。
また、アバディ首相は「この地域では、いかなる分裂の企ても容認しない。他國への幹渉を停止すべきだ」と主張しました。(鵬、星)
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