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「地域間交流が関係発展の礎」=クレア北京事務所開設20週年

2017-11-02 10:47:22     cri    

 日本の一般財団法人自治體國際化協會(CLAIR、以下「クレア」)北京事務所開設20週年の記念式典が31日に北京で開かれ、中國外務省、中國日本友好協會、中國各地の外事弁公室職員ら両國の関係者250人が參加しました。

 クレアの岡本保理事長は席上、「これまでの20年間、中國の長足な発展を背景に、両國の地域間交流が相互理解、友好親善の目的で展開され、観光や経済分野での交流と協力も多様に展開されてきた」と開所以來の歩みを振り返るとともに、「地域間交流の深まりは、必ずや輝かしい両國発展の礎(いしずえ)となることと信じている」と挨拶し、今後も地域間交流の促進に取組んでいく姿勢を示しました。


(左から)日本國総務省宮地毅総括審議官、中國人民対外友好協會宋敬武副會長、中國外務省外事管理司廖力強司長、クレア岡本保理事長、橫井裕中國駐箚特命全権大使、長野県阿部守一知事らによる鏡開き
 


日本各地のゆるキャラも登場

 記念式典では、クレアが設立當初から推進する「JETプログラム(語學指導等を行う外國青年招致事業)」の中國からの青年招致開始25週年を記念する映像も放映されました。同プログラムは、草の根交流と次世代グローバル人材の育成を目的に1987年から実施されており、1992年からは中國でも招致が始まっています。現在日本に滯在中の69人を含め、25年の間に1321名の中國人青年が同プロジェクトに參加しました。彼らは派遣期間中には日本各地に滯在し、各地の子供や成人との対面交流に攜わり、帰國後には、中國各地の政府內における外事窓口や、行政當局など、日本との交流を擔う部門で多く活躍しています。今回の式典では、JETプロジェクト參加者が自ら出演し製作した映像が放映され、25年の歩みが振り返られました。

 クレア北京事務所は、日本の地方自治體の國際化を支援するための地方公共団體の共同組織であるクレアの海外拠點の一つとして1997年12月に開設され、現在、日本の各地方自治體から派遣された職員8名と現地職員4名により運営されており、自治體の中國での活動支援、JETプログラムの推進、「日中地域間交流推進セミナー」の開催、中日雙方の自治體関連機関への情報発信などの業務を展開しています。(王小燕)

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