東南アジア諸國連合(ASEAN)首脳會議のためにフィリピンのマニラを訪問中の李克強首相は現地時間の13日午後、韓國の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と會談しました。
李首相は「習近平主席はベトナムのダナンで開催されたアジア太平洋経済協力會議(APEC)の非公式會議の期間中、文大統領と再び會談を行い、両國関係の改善と発展に取り組むことで重要なコンセンサスを形成した。雙方は高高度防衛ミサイルシステム(THAAD)問題の現段階における解決についていくつかのコンセンサスを得た。韓國が両國関係の良好な発展を確保することにむけて、両國間の障害を取り除くことを期待する」と述べました。
これを受けて、文大統領は「両國関係は新しいスタートラインに立った。韓國は中國と共に、政治信頼や、経済貿易・人財と文化交流を回復し、一日も早く両國関係を正常な発展軌道に戻していきたい」と期待を寄せました。
雙方は他にも、共に関心を寄せる地域問題をめぐって意見を交わしました。(殷、む)
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