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陝西省北部の安塞、腰鼓などの伝統蕓術がたっぷり

2018-01-30 15:05:25     cri    

 フランスのマクロン大統領が陝西省西安市を訪れた今月8日、空港で出迎えた人點の中で、白い頭巾をかぶり、赤い上著に白いズボンをまとい、腰にぶら下げた赤い太鼓をたたきながら踴っている姿が注目を浴びました。高原地帯である陝西省延安市安塞區からやってきた楽団で、太鼓は「中國太鼓の王」、「東洋一の太鼓」などと言われる「安塞腰鼓」です。安塞區は、このところ民間蕓能を活用しており、出し物を演じてこうした太鼓や切り紙、農民絵畫など庶民の蕓術を海外にも伝えて、特色あるカルチャーツーリズムを発展させています。

 地元・馮家営村の役人である李學蕓書記は「ここには民俗文化の稽古の様子を見せる場所がある。村には、腰鼓の蕓者が男女合わせて246人いて、年齢は6歳から87歳まで。8人から12人程度のミニステージも、100人以上の大きなステージも問題なく披露できる」と説明しました。

 2009年に行われた、中華人民共和國成立60週年を祝うパレードでは、ここ安塞區から1000人もの腰鼓蕓者が天安門広場へ行き、演技を披露しました。

 安塞區は、中華民族の伝統文化が特に集まった地域の一つです。腰鼓、切り紙、民間絵畫、民謡、地方劇の5種類を代表とした庶民文化は海外でも有名です。

 この中で、切り紙は「生きた化石」、農民絵畫は「東洋のピカソの傑作」と呼ばれています。このため安塞區は、中國文化省から、「中國民間文化蕓術のふるさと」、「腰鼓のふるさと」、「切り紙のふるさと」、「民謡のふるさと」、「絵畫のふるさと」などと名付けられたほか、中國の伝統蕓術協會から「伝統蕓術のふるさと」と呼ばれています。(殷、森)

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