第10回中英政黨対話が10日、北京で行われ、習近平中國共産黨総書記兼國家主席とテリーザ・メイ英國保守黨黨首兼首相がそれぞれ祝賀メッセージを寄せました。

　習主席はメッセージの中で、「今世界は大きな発展、大きな変革、大きな調整が進む時期にあり、人類全體が直面しなければならない課題がたくさんある。世界でも影響力のある國家として、中英両國は交流とコミュニケーションを強化し、両國関係の『黃金時代』を共に築いていくべきだ」とし、さらに「中英政黨対話は、両國の相互信頼を増進し、共通認識を積み上げるプラットフォームとして、創立10週年を契機に、中英の21世紀に向けた世界における全面的戦略パートナー関係に新たな活力を注ぎ、世界の平和と安定、そして繁栄により大きな貢獻をしていくことだろう」と述べました。

　メイ首相はメッセージで、今年は英中関係において重要な一年であり、英中関係の更なる深化は雙方にとって重要な意義があるとして、「2007年の英中政黨対話開設以來、両國の政治家の間で多くの人脈を蓄積し、參加者の多くはすでに両國政府で閣僚を務めるなどしている。彼らの相手國に対する関心と理解は、英中関係を更に新たなステップへと引き上げることを推進する貴重な財産になるだろう」と述べました。（ヒガシ、む）