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河南省の古都・洛陽でボタンの文化祭開催

2018-04-12 15:08:23     cri    

 

【貴妃挿翠】 鮮やかなピンク色。先端部はやや白く、しっとり美人の面持ち。(撮影:仝瑞勤)

 河南省洛陽で、4月5日から5月5日にかけて、第36回ボタン文化祭が行われています。開幕式のほか、文化交流、花の観賞、経済交流なども実施されます。古都・洛陽は、花見やビジネスでの國內外からの訪れを心から歓迎しています。

 

開幕式でダンスショー『隋唐洛陽城』を披露(撮影:陳文傑)

 『花が新時代に咲く』と題した、伝統の重みを感じる開幕式。ダンスやコーラスなどで、「一帯一路」や「博物館の都」といったテーマを表しています。地元の人たちが洛陽城の物語を演じて、國內外の観光客にいにしえの中國を紹介し、隋や唐の時代の栄えた洛陽城、そして新時代の洛陽を演出しました。

 

同じく開幕式のダンスショー『壯麗の航程』(撮影:陳文傑)

 文化祭の期間中、世界の古都や大運河についてのフォーラム、ボタン撮影會、新時代の「一帯一路」都市生産融合協力フォーラム、投資取引商談會、國際産業融合サミット、洛陽國際ロボット・スマート裝備展など、文化やビジネス、花に関する催しが相次いで行われます。フランス風ガーデンやクローンボタン展示會も披露されて、高質で豊かな體験を味わってもらい、洛陽の影響力をさらに高めます。

 

【二喬】二色の花(撮影:仝瑞勤)

 洛陽では、隋の時代にボタンの栽培が始まり、唐に入って盛んになり、そして宋の頃に全國的になりました。1500年余りの歴史を持つ獨特の文化を形成しています。現在、色は9種類、タイプは10種類で、品種は1200以上あり、栽培面積は1萬4000ヘクタールに達しています。ボタンの栽培技術について、洛陽は世界でも最先端のレベルに達しており、遺伝子を使って世界で初めてクローンボタンを開発しました。

 

【五大陸】純白でハスの花狀。花びらは厚くのっぺりしている。(撮影:仝瑞勤)

 

アイデア作品を紹介するボタン文化企業の代表者(撮影:陳文傑)

 去年、ボタン産業の売上高は240億元で、栽培本數は320萬本であり、また海外進出も始めています。洛陽市は、オーストラリアとボタン、シャクヤクを計100萬本輸出する協定を結んだほか、中東UAEの首都アブダビや、ドバイなどにも1萬本を輸出しました。2、3年後には、洛陽のボタンとシャクヤクの年間輸出本數は2000萬本を超えると見込まれています。

【パフェ】大皿のようなピンクの花。バラやアジサイに似ている。(撮影:仝瑞勤)

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