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IMF専務理事「あらゆる保護貿易措置の撤廃を」

2018-04-20 13:08:35     cri    

 國際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は19日の記者會見で、各國の指導者に対し、あらゆる保護貿易措置を撤廃し、ルールに基づく多國間貿易體制を引き続き守るよう呼びかけました。

 ラガルド専務理事は「一方的な輸入制限措置にメリットはなく、逆に信頼感を損ねる可能性がある。各國は非常措置を取ることなく意見の相違を解消し、技術革新や貿易による雇用の代替問題を解決すべきだ」と述べました。

 その上で、「世界各國の経済のつながりが緊密になり、サプライチェーンが複數の國を跨いでいる現在、貿易戦爭が起きれば全ての國と世界経済に被害が及び、多國間貿易體制への信頼をも傷つけることになる」と警告しました。

 さらに、ラガルド専務理事は「IMFとしては今後も、オープンで、ルールに基づいた、あらゆる人に幸せをもたらす多國間貿易體制の良さを強調し、貿易および非貿易の障壁の撤廃を呼びかけていく」としました。(鵬、謙)

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