北京
PM2.577
23/19
シンガポールの外交家で、アジアで活躍する學者でもあるキショール・マブバニ氏は先日、中央広播電視総臺(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の獨佔インタビューを受けた際に、「トランプ大統領を攻撃する米國の“自由な”メディアは、実はきつい仕事を避けて楽な仕事を取っている。米國內のひび割れの根源は、トランプ氏個人の問題ではない。米國が『民主の國』でなく『富豪の國』となったことが原因だ。米國の利益が上位1%の人間たちに奪われている。そのため、他の階層の人點にとっては何の獲得感もなく、むしろ喪失感が強くなっている」と語りました。
マブバニ氏はまた、「バイデン氏は大統領就任後に利害を検討したうえで、トランプ氏の法的責任を追及する可能性がある。それがトランプ氏の支持者らの不満と反発を招くことは間違いない」と語り、米國の先行きは予測不能であるとの意見を示しました。(李、謙)