北京
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全世界の多國間外交の重要な拠點として、ジュネーブでは數多くの「中國プラン」が世にアピールされていました。4年前の1月、習近平國家主席は國連のジュネーブ事務局を訪れ、21世紀において初めて同事務局を訪問した中國最高指導者となりました。訪問期間中の演説で、習主席は「人類運命共同體の共同構築」という新時代の中國外交の核心的理念について詳しく説明し、世界的な試練に対応するための中國プランを打ち出しました。
「大道は孤獨にあらず、天下は一つの家である。風雨にさらされた一年を経て、私たちはいかなる時よりも人類運命共同體の意義を深く感じていた」─習主席による2021年新年の挨拶にあるこの言葉はホットな話題となりました。
4年前の年始の頃、世界経済の低迷や國際情勢の変動を背景に、習主席はパレ・デ・ナシオン(國連ジュネーブ事務局)の講壇に立ち、「世界がどうなったのか、我點はどうすればいいのか」という時代の問いかけに答えました。
習主席はその中で、「人類は大規模な発展、変革、調整の時期を経験しており、様點な試練とリスクが生まれる時代に身を置かれている」と指摘しました。その上で、一連の世界的な試練に対応するために、國際社會に対してパートナー関係の構築や安全構造の調整、経済発展の推進、文明間の交流促進、および生態環境の整備などに努め、人類運命共同體の共同構築と互恵ウィンウィンの実現に取り組むべきだと呼び掛けました。
演説で人類が直面する安全上の試練に觸れた際、習主席は大規模な伝染病への対策に言及し、鳥インフルエンザーやエボラ出血熱などの國際衛生事業に対する脅威にさらされる中、「世界保健機関(WHO)のリーダシップ発揮」の必要性を強調しました。
「世には絶対的に安全な桃源郷はない」─感染症流行が収まらない今日、習主席の言葉からはより一層の重みを感じられます。
天下は一つの家であり、目の前の困難を共に切り抜ける必要があります。人類運命共同體の共同構築に関する提案は、より多くの國點と人點から賛同を得ており、國連の重要な文書にも書き込まれています。2021年の初頭において、コロナ後の世界の行方に対して、この提案は明確な方向性を示しています。(洋、CK)