北京
PM2.577
23/19
王毅國務委員兼外交部長は訪問先のインドネシアで13日、「國際社會は米國の次期政権が多國間主義に立ち戻ることを期待している。中國もこれを歓迎する」との態度を表明しました。
王部長は、真の多國間主義について、「國連憲章の趣旨と原則を堅持し、國際関係の基本的原則を順守しなければならない。各國の主権の尊重を堅持し、國は大小にかかわらず一律に平等でなければならない。世界の多様性を堅持し、各國が持つ正當な発展の権利と自ら選択した発展の道を尊重しなければならない。協議による國際問題の解決を堅持し、國際関係の民主化の実現を推進しなければならない」と述べました。
さらに、「中國は、多國間主義と見せかけて閉鎖的な政治集団を作ることに反対する。多國間主義を口実に少數の國が制定した規則を國際社會に押し付けることに反対する。多國間主義をイデオロギー化して特定の國を対象とした『価値観の同盟』を打ち立てることに反対する」との立場を強調しました。(ジョウ、柳川)