北京
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23/19
アジアインフラ投資銀行(AIIB)は今週、開業5週年を迎えます。この節目の日が目前に迫る中、中國國際テレビ(CGTN)の取材を受けた金立群総裁は、ワクチンなどの社會インフラ整備への支持を強調しました。
2020年に世界が直面した100年に一度の感染症を前に、AIIBは業務の重點を柔軟に調整し、関係國の醫療と新型コロナウイルス感染症対策に関するインフラ整備への援助により多くの資金を傾けてきたということです。この5年間、AIIBは多國間開発銀行として世界から認められ、尊敬されてきたということが強調されました。また、新型コロナウイルス感染症対応において、AIIBは、「外交官」としての事業展開ではなく、「世界開発事業を進める実踐者」として事業を展開しており、業務の重點を調整してより多くの資金を感染症対策とワクチンなどの関連業務に傾けたことが示されました。さらに、2021年後半の取り組みについて、金総裁は「ワクチンの大量生産と接種が行われるのに伴い、多くの國は部分的に『正常』に戻る可能性がある」と述べ、「業務の重點を従來の『明日のためのインフラ整備』に戻す」と強調しました。(朱、淺野)