北京
PM2.577
23/19
2020年は、新型コロナウイルス感染症の全世界への感染拡大や「百年に一度もない」とも形容される全世界における大変局が交錯した年でした。中國と歐州は同年、手を攜えて努力することで大きな成果を収め、世界経済を安定させる重要な力を発揮しました。この成果について中國貿易促進會(CCPIT)研究院國際貿易研究部の周晉竹副主任はこのほど、中國と歐州のデジタル経済とグリーン産業の協力は將來性が高いと説明しました。
中歐の経済貿易関係は2020年において、極めて大きな粘り強さと潛在力を示しました。新型コロナ禍の期間中、中國は歐州連合(EU)にとって唯一のプラス成長の貿易相手となり、最大の貿易相手に躍進しました。
中歐投資協定交渉が7年間の交渉を経て予定通りに決著できたことは、雙方の協力意欲と未來への自信を示しています。周副主任は同協定について、中國と歐州の雙方の企業による雙方向の投資のために制度上の枠組みの保障を構築し、市場參入のために安定した環境を作り出すとの考えを示しました。
周副主任はさらに「中國とEUが『ポストコロナ時代』についての共通認識を形成し、新たな成長分野の開拓で共に努力するならば、デジタル経済における協力は極めて大きな將來性が伴うことになるとの分析しました。(朱、鈴木)