北京
PM2.577
23/19
上海市人民対外友好協會と上海市奉賢區人民政府が指導部門となって行われる「ベートーベン生誕250週年記念コンサート及び世界のピアニストによるリレー大會」のキックオフミーティングが春節期間後に実施される予定です。この式典は本來であれば1月16日に九棵樹(上海)未來蕓術センターで行われる予定で、世界的なピアニスト18名が「新年おめでとう。See you in Shanghai!!」をテーマに撮影したビデオも用意されていました。しかし、冬季から春季にかけての新型コロナ対策を確実なものとするため、主催側の決定によって延期となりました。
そこで上海市人民対外友好協會は春節を迎えるにあたり、すでに収録されたピアニストたちの動畫を活用して、「音楽で國境を越えた祝福を、運命を共に未來へ向かおう」をテーマとするビデオを製作しました。ピアニストたちがオンラインで集い、國境を越えた愛を伝え、溫かく真摯な新春の祝福と、素晴らしく感動的な演奏を屆けました。
參加した18名のピアニストは以下の通りです。
劉詩昆(中國)、Arthur Greene(米國)、Anatoly Zatin(メキシコ)、Vlada Vassilieva(メキシコ)、Paul Shaw(ジャマイカ)、Hung-Kuan Chen(米國)、Francesco Monopoli(イタリア)、Golda Wainberg-Tatz(リトアニア)、Gianluca Luisi(イタリア)、 Dmitry Rachmanov(米國)、Robert Blocker(米國)、Pierre Reach(フランス)、Jorge Luis Prats(キューバ)、Thomas Duis(ドイツ)、Vladimir Viardo(ロシア)、Alexander Ghindin(ロシア)、Jan Jiracek von Arnim(オーストリア)、Tian Ying(米國)
ビデオには、これに対する返答として、上海音楽學院の教師と學生、上海音楽學院付屬小學校の生徒が、九棵樹(上海)未來蕓術センターでベートーベンの「交響曲第5番(運命)」を演奏して応える様子も収録されています。感染症が世界的に拡大する中で、人類は運命共同體であり、呉越同舟の協力が不可欠なものであるということを意味する演奏となっています。また、共に手を攜えて、多國間主義の火で人類の前途を照らし、人類運命共同體の構築という目標に向かって邁進しさえすれば、さらに麗しい未來を作り上げられるに違いないとのメッセージも含まれています。
ビデオの最後では、上海音楽學院の廖昌永院長が新春の祝福を送り、ピアニストたちに感謝の意を表した上で、「花が咲く春に、上海に集まって協力と友情の音を奏でよう」と約束しました。