北京
PM2.577
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ユーロスタット(歐州委員會の統計擔當部局)はこのほど、2020年には中國が米國を抜き、EUにとっての最大の貿易相手になったことを明らかにした。
EUの上位10位以內の貿易相手の中で中國は唯一、輸入も輸出も増加させた。2020年のEUの中國からの商品輸入は前年比5.6%増の3835兆ユーロで、EUから中國への商品輸出は同2.2%増の2025兆ユーロだった。
2020年における輸出入貨物の構成分析から判斷して、中國がEUにとっての最大の貿易相手になった理由は、歐州の國點による感染症対策用物資や電子製品への需要が旺盛だったため、中國製の関連商品の対EU輸出を促進したことであり、中國が迅速に感染症を抑止して操業と生産を復活したことが中國國內の消費を復活させ、歐州製の自動車などの商品にとっての貴重な市場となったことだ。
もちろん、中國とEUの雙方が政策分野で共に努力し、中歐貿易にとっての良好な基礎を築いてきたことも切り離せない。中歐の貿易関係は過去數十年にわたり、安定して発展しつづけてきた。2019年時點で、EUは16年連続の中國にとっての最大の貿易相手だった。中國は15年間連続してのEUにとっての第2の貿易相手だった。2020年には中國がEUにとっての最大の貿易相手になったことや、加えて同年末に中歐投資協定の交渉が予定通りに妥結したことで特に、中歐の経済貿易の協力にさらに明るい希望と見通しがもたらされることになった。
中歐の経済貿易が溌剌(はつらつ)として発展していることは、経済がグローバル化している今日において、包容と互恵、相互利益とウィンウィンこそが、歩めば歩むほど幅広くなる人の世の正道であることを、十分に説明している。世界の二大市場である中歐が実際的な協力を強化することは間違いなく、ポストコロナ時代の世界経済の回復を力強く牽引(けんいん)し、全世界の貿易と投資の自由化と利便性増大を促進し、開放型の世界経済を構築するために重要な貢獻をすることになる。(CRI論説員)