北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は14日の定例記者會見で、「米國が政府元高官を台灣に派遣したことについて、中國側はすでに厳正な申し入れを行った」と述べました。
報道によりますと、バイデン米大統領は、ドッド元上院議員、アーミテージ元國務副長官、スタインバーグ元國務副長官らを、14日から16日にかけて台灣に派遣し、訪問期間中に蔡英文氏らと會見させるとのことです。
これに対して趙報道官は、「中國はいかなる形式であっても、米國と台灣地區の公的な往來には斷固反対する。これは中國の一貫した明確な立場だ」と述べました。
趙報道官はさらに、「われわれは米國に対して、中米関係や台灣海峽の地域の平和と安定にさらなる損害がもたらされることを避けるため、『一つの中國』の原則と中米間の三つの共同聲明の規定を著実に守り、いかなる形式であっても米國と台灣地區の公的な往來をただちに停止し、台灣問題を慎重に取り扱い、『台灣獨立』を図る勢力にいかなる誤ったシグナルも発信しないよう促す」と示しました。(玉華、謙)