北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は15日の定例記者會見で質問に答え、「中國と韓國は原発汚染水の海への放出という日本の決定に重大な関心と強い不満を抱いている。日本には、他國の批判は科學的な根拠に基づいていないと非難する資格もなければ、その根拠もない」と語りました。
趙報道官は「日本が原発汚染水は安全だと主張しているのは自國のデータのみに基づいており、まったく説得力がない。日本は、中國と韓國を含む関連諸國とともに技術作業チームを作ってアセスメントを行うという國際原子力機関(IAEA)の提案を受け入れてほしい」と強調しました。
そのうえで、「日本は米國に感謝されたからといって、安泰だと思わないでほしい。米國人の身體は正直なもので、『いいね』を押す一方で、日本産の米や魚介類の輸入は禁じている。米國食品醫薬品局(FDA)は、放射能や放射能汚染に関する公衆衛生上の問題から、日本の規制対象製品に対する監督・管理を強めている。米國のこうした政策について、日本はどう説明をするのか」と問い直しました。(Yan、坂下)