北京
PM2.577
23/19
米當局は現地時間16日の聲明で、中國香港特別行政區の裁判所が先ごろ「反中亂港(中國に反対し香港を亂す)」活動家らに下した審判をむやみに非難した上で、中國側に対し、これら犯罪者を釈放するよう求めた。
聲明は、黎智英氏らの「外國または境外勢力と結託し國家安全に危害を及ぼす」罪をさらに証明するだけでなく、米國側が常に中國の內政に幹渉し、その言動は「自由」「民主主義」「平和」「法治」などの理念を踏みにじるものであることをはっきりと表してもいる。
聲明は、黎智英氏、李柱銘氏、何俊仁氏らを香港の「民主派リーダー」と稱しているが、その実態は香港の民主主義の「破壊者」だ。彼らが參加したり、背後で指揮したりした「平和集會」の目的は、香港で動亂を引き起こし、國家の分裂をたくらむことにある。
「反中亂港」勢力に対して香港の裁判所が下した審判は、香港の法治精神を十分に體現するものであり、多くの香港市民の求めに応じたものでもある。「法治國家」を自ら吹聴する米國が、他國の內政不幹渉の原則に反して香港特區の正當な審判に不當に幹渉するだけでなく、犯罪者の釈放さえ求めるのは、法治精神を粗暴に踏みにじるものだ。香港特區政府の司法行政を擔う官庁である律政司は同日の聲明で、米國側の要求について、「公然と國際法に違反し、全く法治を尊重しない」と指摘している。
「平和、民主主義、自由」は全人類に共通の価値観であり、その內容は全世界によって共同で定義されるべきであって、米國だけによって決められることは許されない。(CRI論説員)