北京
PM2.577
23/19
西安市內の病院に勤務する整形外科醫の雷濤氏は、17日に開催された西安フルマラソンに參加しました。雷醫師は21キロ地點で、足を引きずりながら歩いている男性を発見しました。走っていたところ古い傷に再び問題が出たとの説明を聞き、雷醫師はただちにリハビリ術を施しました。その結果、男性の痛みはやわらぎました。
雷醫師はその後、25キロ地點と31キロ地點でも負傷者に遭遇し、治療を施しました。
雷醫師はフルマラソンを走破して引き上げようとしていた時にも、足をひきずって歩いているマラソン參加者を見かけました。そこで、改めて治療を施すことにしました。
結局、雷醫師が完走するのに要した時間は5時間半で、他の走者を助けたことが記録に影響してしまいました。しかし雷醫師は「いいのです。他の走者を助けることができた、価値あるマラソンでした」と語りました。
雷醫師の行いは、ネットで話題になりました。ネットユーザーらは「マラソンしていたら勤務することになった」「1日分の殘業だね」などと冗談を交えながら、「これぞ醫者の本能」と雷醫師の行いを稱賛しました。マラソンの際には無理をしないよう呼びかけるユーザーもいました。(怡康、鈴木)