北京
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王毅國務委員兼外交部長は19日夜、習近平國家主席の特別代表としてオンライン方式で國連安全保障理事會の「國連と地域・サブ地域組織との協力強化」に関する一般公開討論に參加し、演説を行いました。
王國務委員は「國連と地域における國際組織との協力は『國連憲章』に明記されており、多國間主義を具現化する重要な方式でもある。現在は、世界の平和と安全保障に突き付けられた挑戦が際立っている。國連と地域における國際組織は多國間主義を擁護し、世界の平和と発展に寄與するために共に力を発揮すべきだ」と表明しました。
王國務委員は「まず、『國連憲章』は國連と地域における組織の協力の礎石であり、地域における國際組織による平和のための行動は『國連憲章』の目的と原則に合致しなければならない。特に、加盟國の主権と領土保全を尊重し、他國への內政交渉を防止せねばならない。武力行使と武力による威嚇は許されない。地政學とブロック政治、イデオロギーによる対立の挑発は許されない。次に、予防的外交を優先し、政治によるホットスポットの問題の解決を堅持し、客観と中立の原則を守り、紛爭當事國の人點の願いと選択を尊重する。第三點としては、國連および安全保障理事會は協調を主導する役割を発揮し、地域における國際組織は自らの優位性を生かしてその地域の方式による地域紛爭の解決を推進していく。第四點としては、持続可能な開発のための2030アジェンダを著実に履行し、民生の改善と雇用の拡大を促進し、地域間の経済格差を縮小させ、地域間協力と相互接続のためのインフラ整備を推進し、紛爭後の國を地域の発展に融合させるべきである」との四つの観點を示しました。(ジョウ、鈴木)