北京
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國務院合同予防・抑制メカニズム科學研究難関攻略グループのワクチン研究開発専門グループのリーダーである鄭忠偉氏は20日、ボアオ・アジアフォーラム2021年年次総會のサブフォーラム「新型コロナワクチンの供給とアクセシビリティー」で、「中國が新型コロナワクチンを全世界の公共財と考えるのは、全世界の感染拡大防止と人類運命共同體の必要性に基づくものだ。自分のことだけを考え、全人類のことを考えないのなら、新型コロナウイルスは永遠に地球上に存在するだろう」と述べました。
鄭忠偉氏
鄭氏は、中國製ワクチンの研究開発から使用までの進展がとても速かった原因について、次の三點を挙げました。
第一は、戦略的意思決定の速さです。中國政府は感染発生後、素早く決定を下し、科學研究の難関攻略を速め、治療薬とワクチンの研究開発を急ぎました。
サブフォーラム「新型コロナワクチンの供給とアクセシビリティー」
第二は、體制の優位性が十分に生かされたことです。ワクチン研究開発専門グループの発足後すぐに全國から條件の整ったいくつかの優れた科學研究機関を選び、科學研究の難関攻略を全面的に推進し、世界の技術路線をほぼすべてカバーしています。
第三は、組織管理メカニズムの革新です。伝統的な直列型の研究開発モデルを並列型に変え、各作業を統合的に手配し、ワクチンの研究開発を力強く推進しています。(Mou、柳川)