北京
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【ちょっと気になる】
雞娃(jī wá)わが子にやる気を注ぐ
「雞」はここでは「打鶏血」の略です。「打鶏血」というのはかつて一時的に流行した擬似科學療法で、オスのニワトリの血を皮下注射して元気を取り戻すというもの。今では信じる人もいなくなりましたが、言葉だけが殘っています。疲れを感じず、何かに熱狂的に取り組む人や事柄に対する風刺として、からかいの意味で使われる事が多いです。そして、「娃」は北方の方言で、子供やわが子という意味です。これらを組み合わせた「雞娃」というのは、我が子にニワトリの血を注射するかのように、子供を塾や習い事に熱心に通わせることを指します。ここでは「雞」は動詞化して、勵むことや激勵するという意味になっています。
この言葉が生まれた背景には、子どもの教育に対する親の焦りがあります。教育部が小中學生の學習の負擔軽減政策を実施したことで、學校では宿題がなくなったり、少なくなったりして、テストも簡単になっています。しかし、エリート志向の親禦さんの多くは、我が子に「スタートラインで負けさせない」ように、なんなら、フライングまでさせて前に進ませようと、金銭と時間を惜しむことなく塾などに通わせました。これでは、いくら教育部や學校が生徒の負擔を減らしても無意味です。知識をたくわえるだけでなく、心を豊かにすることも教育の大切な目的です。まるで鶏の血液を注射するかのように、子供の時間をびっしりと勉強で埋めるのではなく、もっと色點なことを考える時間を與えるべきではないか、そんな聲もあがっています。
【キーワード】
人情味(rén qíng wèi)人情味
〈意味〉
「人情味」人間としての感情、思いやり、情け、人情など、日本語の「人情味」と意味が近いです。
〈使い方〉
人情味最濃的“一線城市”:節奏不快、物價較低,生活氣息滿滿!
(最も人間味のある都會:生活のリズムがゆったりしており、物価が安く、生活の息吹に満ちている)
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1697012637082442535&wfr=spider&for=pc
為特殊人群上門檢測,帶心愛寵物一起隔離,上海防疫充滿“人情味”
(特殊な需要に応じて自宅を訪問検查 大事なペットとは一緒に隔離 上海の感染対策は人情味に溢れている)
https://sh.cctv.com/2021/01/25/ARTINyZWQhhaLugmLXMT4Cva210125.shtml
回應小訴求裏的治理人情味
(小さな訴求への対応から管理の中の人情味を垣間見る)
http://www.xinhuanet.com/comments/2021-04/14/c_1127327071.htm
史家“微花園” 留住衚同人情味兒
(史家衚同の「ミニチュア庭園」 庶民の人情味を留める)
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1681670887252215156&wfr=spider&for=pc
老北京人情味:請客一旦説出口,毫無迴旋的餘地,必須請
(北京っ子の人情味 客をもてなすと言い出すと融通が利かず、招かずにはいられない)
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1678219155898649119&wfr=spider&for=pc