北京
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全國大學日本語専攻連盟の設立式典
中國の大學における日本語教育のレベルアップを目指す「全國大學日本語専攻連盟」(原語では“全國高校日語専業聯盟”。中國語で“高校”は大學などの総稱)が24日、中國外文局翻訳専門職資格評価(CATTI)センターと北京第二外國語學院の提唱によって設立されました。同連盟はMTI(翻訳修士學位)などといったハイレベルの翻訳・通訳人材の育成に取り組むということです。
同日の設立式典には全國30余りの大學から90人以上の教員代表が參加し、「中日CATTI國際バージョン」の立ち上げも行われました。
中國外文局前副局長兼総編集長の黃友義教授が式辭
出席した中國外文局前副局長兼総編集長の黃友義教授は式辭で、社會と時代のニーズに適応する実用型翻訳人材を、技能と素養の両面から育成することの重要性を説明しました。
北京大學外國語學院の寧琦院長が式辭
また、北京大學外國語學院の寧琦院長は、新時代における外國語教育では人材の道徳素養を重んじるべきであるとし、國家意識を強化しながら正しい価値観の樹立を導き、國際的な視野を持つ複合型のハイレベル翻訳人材の育成に取り組むよう呼びかけました。
北京第二外國語學院の計金標學長が式辭
北京第二外國語學院の計金標學長は、同連盟の発足が、新しいタイプの翻訳資格検定システムの構築や大學での日本語教育、國際世論の理論研究などのための科學研究基地および実踐のプラットフォームとなることに期待を寄せました。
在日本中國大使館の胡志平參事官が式辭
また、日本からオンラインで出席した在日本中國大使館の胡志平參事官は、今年3月に行われた中米ハイレベル対話での雙方の通訳の仕事ぶりを取り上げて説明し、「ハイレベルな通訳者は自らの経験や會場の雰囲気を読みながら意思を疎通させ、時には協議の結果を直接左右する」と、その重要性を強調しました。(Lin、謙)