北京
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7月23日、東京で五輪の聖火が5年ぶりに點火されました。世界各地でテレビやインターネットでこのシーンを見て、感慨深く思った人も多いことでしょう。史上最大規模の感染症に直面して、各國の選手たちがさまざまな困難を乗り越えて再び世界の団結を象徴する五輪の旗の下に集えたことは、銘記すべき偉大な瞬間といえます!今週の中國メロディーでは、オリンピックをテーマに人點の心に殘る感動的な曲をご紹介しましょう。
風雨の中で成長する五輪の大家族
100年以上前から、近代オリンピック運動の創始者クーベルタンの呼びかけで、各國の人點がオリンピック精神に導かれ、4年ごとに集まり、これまでにない本當の意味での人類の大家族を形成し、スポーツの楽しさを共有してきました。
もちろん、この大家族も戦爭や感染症、さまざまな紛爭に邪魔されてきましたが、風雨の中で成長し、活力をみなぎらせてきました。選手たちがメダルを獲得することは個人ひいては國家の栄譽にとっても喜ばしいことです。しかし、各國の選手が新型コロナウイルス感染症の妨害に屈せず、再び五輪の大家族に再會できたこと自體が最も偉大な成功ではないでしょうか。
五輪の舞臺、世界記録を更新し多彩な文化を彩る
4年に一度の五輪の舞臺で、選手たちは世界記録を更新し続ける瞬間を楽しみながら、世界各國の選手たちがもたらした多彩な文化の洗禮にも興奮しているでしょう。特に開催國であるオリンピックのPRソングは、開催國の風貌をアピールする窓口と見られています。例えば、東京オリンピックの宣伝MVは多くの中國の若いネットユーザーに深い印象を殘しました。日本の伝統衣裝に下駄を履いた役者たちがリズム感のある音楽に合わせて踴るのを見ると、音楽が魔性のように耳に殘り、つい口ずさんでしまうというコメントが寄せられました。本當に良い音楽には、言葉や國境を越えて人點の心の共感を呼び起こす魅力があるのでしょう!
北京冬季五輪、感染症との闘いに勝利の朗報を期待
感染症の暗雲の下で、世界各國の人點が最も渇望しているのは、互いに勵まし合い、感染症で疲弊した心身を癒やすことでしょう。東京五輪の軽快なテーマ曲やミュージックビデオには、感染症から一日も早く抜け出し、リラックスしたいという思いが込められているようです。來年の北京冬季五輪の時には、人點が感染症との闘いの勝利という朗報を迎え、感染症の陰から抜け出して再び自由を取り戻した喜びを、陽気な歌聲で思い切り祝えることを心から祈っています。
番組の中でお送りした曲
1曲目 我和你(私とあなた)
中國人男性シンガー劉歓さんと、イギリス人女性シンガーサラ・ブライトマンさんが2008年の北京オリンピックの開幕式で歌った北京オリンピックのテーマソングです。「私とあなた、心と心、永遠の家族」という歌詞と美しいメロディーは今なお人點の心の中に殘っています。
歌詞:
私とあなた 心と心 地球村に共に住み
夢のため 千里を行き 北京で出會う
おいで 友よ 手を差し伸べて
私とあなた 心と心 永遠の家族
2曲目 北京北京 我愛北京(北京、北京)
2008年北京五輪の閉幕式のテーマソングで、中國で活躍する日本人音楽プロデューサー菊地圭介さんが作曲し、韓國の當時のトップシンガー、ピさん(RAIN)や米國出身で台灣の人気歌手、王力宏さんらアジアのスターが一緒に歌った曲です。
3曲目 氷雪舞動(氷と雪が舞う)
北京冬季五輪の大會招致テーマソングで、北京で冬季五輪を開催したいという中國の氷雪選手の夢を歌いました。