北京
PM2.577
23/19
中國の音楽界で、38歳のタン・ウェイウェイは異色の存在です。民謡、ポップス、ロックという3つの異なる音楽スタイルを完璧に歌い上げる、まさに歌姫と言えるでしょう。今日はそんな変化に富んだ歌姫、タン・ウェイウェイの音楽の世界を楽しみましょう。
10年ぶりにオーディションの舞臺に戻り、「燈臺」で観客の心を照らし
2006年に24歳でオーディション番組で初めて頭角を現したタン・ウェイウェイは、美しい顔、背の高いスタイル、素晴らしい歌唱力を舞臺で輝かせました。2015年、10年ぶりにオーディション番組の舞臺に、再び「新人」として登場した時、10年かけて研ぎ澄まされた舞臺上の彼女は落ち著いていて、その歌聲は彼女が歌う「燈臺」という歌のように観客の心の最も柔らかい部分を照らして、多くの観客を魅了しました。
「華陰老腔」とロックの出會い、前例のないショー
2016年にタン・ウェイウェイは無形文化遺産「華陰老腔」の伝承者らとCCTVのお正月番組「春節の夕べ」の舞臺に登場して「華陰老腔の怒號」を歌い、全國の観客に迫力あるパフォーマンスを披露しました。タンウェイウェイの高らかでパワーに満ちた歌聲と、昔ながらのアーティストたちの獨特の節回しは、まさに前例のないショーといえます。
寒さを淩いで咲く梅の花
2018年、タン・ウェイウェイはCCTVの伝統音楽の舞臺に登場し、元の時代の詩人・王冠の名作「墨梅」をアレンジした歌を歌い、「私の家のすずり洗いの辺りの木には、淡い墨の花が咲いている。人が色を褒めなくても、清雅な気だけが漂っている」と詠みましだ。、寒さを淩いで咲く梅の花のように舞臺に立ったタン・ウェイウェイは芝居がかった歌い方で、中國の伝統文化特有の雰囲気が歌全體に伝わってきます!
中國の音楽界で奮闘してきた12年間、タン・ウェイウェイは音楽界の寒梅のように、絶え間なく探求し、磨きをかける中で最も美しい風景になりました。