北京
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國務院香港・マカオ事務弁公室報道官は9月20日談話を発表し、19日、香港特別行政區で2021年選挙委員會の業界別選挙が順調に行われたと伝えました。今回の選挙は香港國家安全維持法実施後と選挙制度の改正改善後初めての選挙活動となりました。これを受けて、報道官は「重大な意義がある」としたうえで、「今回の選挙は全面的に『愛國者による統治』という原則を貫く実踐であり、香港の長期的な安定と安全や香港市民の福利厚生の改善、そして、『一國二制度』の実施などにとってもプラスになる」と強調しました。
報道官の話によりますと、新しい選挙員會の定員は今までの1200人から1500人に増やされ、メンバー構成や選出方法も改善されたということです。その結果、選挙委員會の委員構成の代表性はより幅広く、社會參與もより均衡なものになりました。また、今回の選挙活動では、候補者がいずれも積極的な選挙活動を展開し、自らのマニフェストや立場、責任、能力をアピールしました。選挙結果からみれば、選出された選挙委員會の委員は香港社會の各階層、各業界の人からなり、末端組織からの青年も數多く含まれています。こうした委員らは香港社會の全體的な利益と國家の利益を代表することができ、今後の立法會選挙や行政長官選挙に向けて、しっかりとした基盤を作り出しました。
報道官はまた、「新しい選挙制度は香港の実情に合う良好な制度であると同時に、香港の民主を促す健全な制度でもある。選出された選挙委員會の委員らが今後、國や香港に対して高度な責任感を持って、民主権利を行使し、香港市民の期待に応えるよう期待している」と強調しました。(非、CK)