北京
PM2.577
23/19
バイデン米大統領はこのほど、エチオピア內部の紛爭をめぐり、同國を対象にした新しい制裁を可能とする大統領令に署名しました。
これを受け、外交部の趙立堅報道官は22日の定例記者會見で、「中國は米國がエチオピアを対象に発令する新たな制裁に反対する」と表明しました。
趙報道官は「中國は一貫して、國と國の往來は國際法や國際関係の基本準則を守り、何かにつけて制裁や威嚇を通じて圧力を加え、他國の內政に幹渉することには反対すると主張し続けている。米側はエチオピア関連の問題に慎重に対処し、エチオピアの平和と安定回復のために建設的な役割を果たすべきだ」と強調しました。
そのうえで、「エチオピアは中國がアフリカにおける重要なパートナーである。中國は、エチオピアの関係側が內部の食い違いを適切に解決する知恵と能力があることを信じており、エチオピアで一日も早く民族和解が達成され、國に平和と安定が戻ることを心から願っている」と示しました。(雲、Yan)