北京
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アフガニスタンのタリバンがカブールを接収してすでに1カ月が経過しましたが、カブールでは今も、各州からの難民が大量に集まっている狀況が続いています。中國中央広播電視総臺(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の報道員が現地時間23日、難民が集まる場所を訪問して取材しました。
カブール市內の難民が集まる公園
カブール市內の公園には、タハール州などから1700以上の家族が集まっています。これら難民らは、園內に設けられた仮設テントで寢泊りするしかなく、毎日の食料と水にも事欠く狀態です。
グールザマンさんは戦亂を逃れるために、家族を連れてタハール州からカブールに避難してきました。グールザマンさんは、取材に対して「米國はすべてのトラブルの源だ。遭遇してきたすべてのトラブルはすべて米國人によるものだ。米國人がこの國の若者を殺し、その家庭を破壊した。若者は居場所を失い流浪することになった」と、米國を非難しました。グールザマンさんは米軍機によるタハール州空爆で、片足を失いました。
グールザマンさんはさらに、「もう3日も食べ物を得られず、空腹のまま寢ている」と説明し、誰かに食べ物を恵んでほしいと述べました。また、今は無一文になってしまい、帰郷したくても不可能とのことです。グールザマンさんには13人の子がいます。兄弟のうち一人は戦亂で亡くなりました。
グールザマンさんと子供
グールザマンさんは今後について、「新政権が平和と安定をもたらし、子どもたちが學校に戻れるようになることを願っている」と話しました。(朱、鈴木)