北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者會見で、「人権団體“セーフガード・ディフェンダーズ(Safeguard Defenders)”が発表した報告書は、いわゆる“人権”を名目に、國外逃亡した容疑者を“被害者”として美化するものであり、汚職・腐敗犯罪を容認し庇護するものだ」と指摘しました。
趙報道官は関連質問に答え、「國際的な腐敗犯罪の撲滅への協力は、國際社會のコンセンサスだ。中國の司法執法機関は、逃亡者の追跡および盜品の回収業務において、國際ルールを厳格に遵守し、他國の司法主権を十分に尊重し、『腐敗の防止に関する國際連合條約』や二國間協定などに基づき要請を提出し、協力を展開する。また、國際的義務を積極的に果たし、他國からの協力要請に応え、法に基づき容疑者の合法的権益を保障しており、関係國の支持と協力を得ている」と指摘しました。
趙報道官はまた、「いわゆる報告書は主観的憶測と噓に満ちている。“人権”を名目に、國外逃亡した容疑者を“被害者”として美化し、腐敗を容認・庇護するものであり、正義と法治に完全に反している。中國政府は引き続きゼロ容認の態度で、腐敗犯を地の果てまでも追いかけ、犯罪者を処罰する」と述べました。
さらに、「関係國は、犯罪者や不法資金にとっての“犯罪天國”にならないよう、中國側が提起した司法・法執行協力の要請に積極的に応え、國際的責任を果たすべきだ」と強調しました。(もく、鳴海)