北京
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中國のビジネス環境が海外機関の報告書で高く評価されたことを受け、外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者會見で、「中國のハイレベルの対外開放を拡大する決意は不変であり、世界と発展のチャンスを共有する決意は変わらず、経済のグローバル化をより開放的、包摂的かつ均衡がとれた、ウィンウィンの方向に発展させる決意も変わらない」と強調しました。
趙報道官は記者の質問に答え、「現在、新型コロナウイルス感染症の流行が繰り返され、世界経済の回復は大きな試練に直面している。中國は持続的かつ著実な経済発展によって、世界経済にプラスのエネルギーを與え続けている。年平均為替レートで換算すると、2021年、中國のGDPは17.7萬億ドルに達し、世界経済に佔める割合は18%を超え、世界経済成長への貢獻率は約25%に達すると見込まれている。これらは、海外企業が肌で感じる感覚を裏付けており、対外開放の拡大やビジネス環境の最適化に対する中國の取り組みの成果が広く認められたことを反映している」と述べました。
趙報道官はまた、「中國は引き続き、開かれた世界経済の建設を目指し、市場化、法治化、國際化されたビジネス環境の構築に努め、世界各國の企業が中國に投資し、ビジネスを行うことを強力に保障する。世界銀行が発表した『Doing Business 2020』では、中國は世界190の経済體中31位となり、最もビジネス環境が改善された経済體に2年連続でトップ10入りした。2012年に91位だった中國が、わずか8年で60位躍進したことは特筆すべきであり、中國のビジネス環境の著しい向上がうかがえる」と指摘しました。(オウギ、鳴海)