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三池崇史監督、初の中國語映畫製作へ

2017-07-17 17:02:56     cri    

 三池崇史監督が、初となる中國語映畫『不良人的遊戯』を製作することが分かりました。腳本は中國オリジナルの物語で、架空の世界を舞臺に、長安制覇を狙う3大勢力の戦いを描くスリリングなサスペンスアクションとなります。

 関係筋によると、三池監督は腳本が気に入り、中國側のオファーを快諾したということで、木村拓哉主演作『無限の住人』(2017年4月29日公開)と2017年8月4日公開予定の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がクランクアップしたあと、直ちに『不良人的遊戯』の準備作業に入りました。今年6月中旬にはロケ地視察のため、湖北省の襄陽を訪れました。一部ロケは京都でも進められる予定で、今年秋冬にはクランクインすることになります。三池監督にとっては初中國語映畫であり、中國映畫界との初コラボでもあるということで大きく期待されています。


湖北省・襄陽を視察する三池崇史監督


湖北省・襄陽を視察する三池崇史監督

三池崇史監督、サモ・ハン・キンポーと強力タッグ


三池崇史監督と洪金寶(サモ・ハン・キンポー)

 自身初となる中國語映畫『不良人的遊戯』を今秋から製作することを発表したばかりの三池崇史監督に、中國での仕事が相次いでいる模様です。來年には中華圏のアクションスター、洪金寶(サモ・ハン・キンポー)のプロデュースによるアクションコメディ映畫でメガホンを取ることが明らかになりました。

 中國側の発表によると、キャスティングは中國の役者がメインとなり、日本側の出演候補には小栗旬や木村拓哉など中國で人気の高い俳優の名前が上がっています。現在は腳本について交渉中ということで、來年4〜5月にはクランクインする予定です。

 幼少時からサモ・ハン作品を見ていたという三池監督は、今回のコラボを非常に楽しみにしているようで、中日映畫界のビッグ2の初コラボは映畫ファンからも大きく期待されています。

 「暴力的美學」が知られる三池監督、中國映畫の世界でいかにその持ち味を生かせるかが注目されます。


三池崇史監督、洪金寶(サモ・ハン・キンポー)と中國側製作陣

(ミン・イヒョウ、謙)

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