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韓庚(ハン・グン)

2018-04-24 11:12:26     cri    

 韓庚(ハン・グン)は1984年2月9日に黒龍江省牡丹江市で生まれ、現在は俳優や歌手、ダンサー、さらにはカーレーサーとしても活躍しています。

 韓庚は2005年に韓流グループ「スーパージュニア」のメンバーとして韓國で歌手デビュー。2008年からスーパージュニアの派生ユニット、「スーパージュニアM」のリーダーを擔當するも、2009年にSM社と解約して中國でソロデビューを果たしました。2010年にファーストソロアルバム『庚心』をリリース。近年は歌手よりも俳優業に専念しています。

 俳優としては2008年に、容祖児(ジョイ・ヨン)や黃奕(ホァン・イー)らと競演した青春ドラマ『青春舞臺』でデビュー。その後、2011年に映畫『大武生』で映畫初主演を務めました。この作品はマルチに活躍するタレントの高暁松(ガオ・シャオソン)による初監督映畫として注目を集めていたもので、京劇の武生(京劇における役の一つ:若き英雄)を目指す2人の兄弟の物語で、韓庚と元「フェイルンハイ」の呉尊(ウー・ズン)といった2大アイドルが豪華競演したことでも當時話題となりました。

 2013年に韓庚は、中國で青春映畫ブームを巻き起こした人気女優、趙薇(ヴィッキー・チャオ)の監督デビュー作『致我們終將逝去的青春(So Young)』に出演。この作品は辛夷塢(シン・イウ)の同名小説を映像化したもので、お互いにすれ違う男女3人を中心にした青春戀愛ドラマに仕上がっています。趙薇が自身の青春時代と重ねており、思い入れが強いといわれる映畫だけあって、同世代の若者の共感を呼び、7億元以上の好成績を収めました。実は、2018年4月に公開されたばかりの中仏合作映畫『尋找羅麥 (Looking for Rohmer)』の主演に韓庚が抜擢されたのも2013年のことでした。しかし、同作のテーマが男性同士の戀愛であったことから、中國當局の検閲に長い時間がかかり、ようやく、5年越しの一般公開が認められたのです。韓庚が演じたのは、主人公の一人である中國人男性の趙捷で、そのフランス人の戀人であるロメール(羅麥)がチベットで亡くなったことを報告するため、彼の元ガールフレンドや彼女の母親を訪ねフランスに赴くという物語になっています。同性愛を題材にした作品として中國當局が初めて劇場公開を承認した映畫として、注目を集めました。

 また、韓庚主演の代表作には、『前任攻略』シリーズがあります。これは「前任者」、つまり元カノ・元カレをテーマにした田羽生(ティエン・ユーシェン)監督のラブコメシリーズで、今年第3弾となる『前任3:再見前任(The Ex-File: The Return of the Exes)』が公開されました。同作の興行収入は、驚異の16億元を突破し、年間ランキングで暫定4位にランクインしています。

 さらに、韓庚は日本の人気ゲームの映畫化作品『真・三國無雙』で主演を務めることも決定しています。この作品では、彼の今までのイメージを大きく覆す関羽の役に挑戦するということで、ファンの間で大きく期待されています。映畫『真・三國無雙』は2019年に公開予定です。

 (ミン・イヒョウ 謙)

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