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北京地下鉄のたび ─八寶山駅─

2015-06-23 15:54:16     cri    

 八寶山は東西に2つの峰から成っており、海抜は103メートル。北京の西山(西部の山地の総稱)の前に広がる平原の中の殘丘である。なぜ、八寶山と呼ばれているのか?民間に伝わる伝説には、山中の洞穴には、八つの寶が埋まっているそうだ。金の牛、金の馬、金の鳥、金の臼、金の研ぎ道具、金の豆、金のちりとりと金のかごである。しかし、実際には、ここは耐火土、白土、灰石、赤土、石炭、カオリン、砂利などの建築材料が豊富に産出する山點であり、文字どおりこれが、現代の「寶」となっている。

 観光スポット

 八寶山革命公墓

 この公墓(共同墓地)は最高レベルの園林式の墓地である。ここはかつて明、清時代の宦官たちが余生を過ごした場所であった。1946年に國民黨政府がここに烈士のための祠を建て、1949年新中國成立後は政府の要人が埋葬される場所となった。また著名な科學者、作家もここに眠っている。

 公墓內はいくつかの區間に分けられ、一般の人が參観できる區域は限られており、また許可証が必要な區もある。しかし清明節には、一部が一般開放され參観することができる。

 アクセス:地下鉄B出口より東へ徒歩500メートル。

 

 博古蕓苑工蕓品市場(博古藝苑工藝品市場)

 1998年にリサイクル市場として開かれたが、現在では骨董市場となっている。

 骨董市場はいくつかあるが、ここはいくらか喧騒が少なく、靜かに過ごせる場所である。古代を思わせる明、清時代の建物や、元時代の崇國寺の十方塔が模して作られ、あたりを鳥かごを手にさげた老人が歩いてゆく。まるで皇帝の庭園を歩いているような感覚を覚える。毎年、こおろぎを戦わせる競技イベントが行われ、春節(中國のお正月)期間には骨董縁日が開かれる。

 アクセス:地下鉄B出口より北へ徒歩150メートル。

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