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No.076 キーワードチャイナ 年末特別シリーズ(六)

2017-12-23 12:15:22     cri    

 経済関連の流行語

 今年取り上げた新語の中から、利用頻度や影響力、生命力の強いものを再度取り上げます。

 【共用單車】(gòngxiǎng dānchē)[名]シェアリング自転車

 

 「共用」はシェア、シェアリング、「單車」は自転車。広東語で自転車のことを「單車」と呼ぶことから、「共用單車」でシェアリング自転車のことを指します。中國では2016-2017年に急速に普及、今では中國以外の國にも上陸しています。

 オレンジの「モバイク」は日本にも上陸しましたが、唯一展開されていた札幌では、冬に入ったことから「走行が危険だ」ということで、暖かくなるまで少しの間お休みしているようです。ですが、12月20日にはメッセージングアプリLINEとの資本提攜を発表、1月には福岡などの都市でのサービス提供が始まるとのことです。中國でもWeChatとの連攜をしていますから、同様のモデルを日本でも展開すると考えるとイメージがしやすいですね。また、黃色い方のオッフォはソフトバンクグループと提攜しますが、現在のところ地方自治體との交渉が長引いていると言われています。

 歴史的に、最初に出てきたのは黃色の「OfOオッフォ」、そしてオレンジ色の「摩拜單車(Mobike)」が展開スピードの速さで追い上げました。その他にも、赤(北京市シェアサイクルなど)青(Blue Gogo(既に解散)、永安行)や緑(上海市シェアサイクルなど)と、企業によって異なる色の車両が展開されています。

 シェアリング自転車の便利なところは乗り捨てのできるところにあるのですが、逆にそれゆえに管理が難しくなります。サービスが始まったばかりの頃、一部の自転車にはGPSをつかった監視システムがなく、どこに置かれたかわからないものもありました。そのせいで、個人ユーザーにチェーンでロックされたり、電子ロックや車両そのものを壊されたこともありました。

 シェアリング経済は信用とマナーを基礎にしたものですから、テクノロジーの進歩を図ると同時に、ユーザーの民度も高めていかなければなりません。

 【外賣】(wàimài)[名]デリバリーサービス

 デリバリーサービス、一般的にはファーストフードやレストランの出前サービスを指した言葉です。出前自體は昔からあった言葉ですが、出前アプリの普及で、社會の話題の中心に乗り出してきました。

 この「外賣」はただの出前ではなく、獨身者や共働き家族にとっても非常に便利なものになっています。

 しかし、こうしたスマホアプリを通じた「外賣」によって生活が便利になる一方で、ビニール袋や使い捨ての弁當箱など、パッケージによる燃えないゴミの増加が問題になっており、「外賣」のボイコットを呼びかける人も出ています。

 ですが、環境にも人にもスピード感のある発展にも優しい方法が見つかるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。現狀は、互いの持て余している資源を組み合わせることで、それぞれが便利さを享受する方法を模索している狀態です。ベストの組み合わせが見つかる日が待たれます。

 考えられる解決の手段としては、ゴミ処理の分野で徹底的な分類を推進することや、環境にやさしいパッケージ材料を開発することなどが挙げられます。この分野では環境問題に古くから取り組んできた日本企業と協力することができるかもしれません。

 【斜杠青年】(xiégàng qīngnián)[名]マルチジョブ青年

 「斜杠」はスラッシュ、「青年」は若者、青年。直訳すれば、スラッシュ青年ですが、いくつかの職業を持っている存在を指します。いくつかの職業や肩書きを持っていると、名刺や自己紹介で職業を書く時、スラッシュで區切ることになり、そのあたりから、「斜杠青年」と呼ばれるようになったようです。

 例えば、普段はプログラマーで、栄養士の資格を持ち、作家でもあるというような人は「斜杠青年」になります。関連機関の予測では、將來、企業ではフリーランスの社員が大部分を佔め、いくつかの會社でかけもちする人がたくさん出てくることになるとされます。こうした一人一人が持つ能力を場所に応じて使い分けるという仕事の仕方は、それこそシェアエコノミーの最たるものではないかと思います。

 ちなみに、中國では、1985年以降に生まれた人に「斜杠青年」が多いようです。彼らは物も文化も豊かな時代に生まれ、インターネットの普及と同時期に育ったことから、幅ひろい見識と趣味を持っています。そのため、生活の質に対する需要と期待が親の世代よりずっと高いものになり、ただの「飯碗(fànwǎn)」(=食っていける、家族を養っていける職業)ではなく、自分が本當に興味のある仕事をしたい人たちとして存在感を増しています。

 最近、日本の雑誌で「二枚名刺を持つ」といったテーマの特集が組まれることがありますが、今後は日本でも副業が幅広く許されるようになり、「斜杠青年」がたくさん現れるようになるのではないでしょうか。

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