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No.007 【可小刀】&【老乾媽】

2018-01-27 13:15:38     cri    

キーワード①

【可小刀】(kě xiǎodāo)少しながら値切る餘地あり.

意味

 物販広告でよく見られる表現で、少しながら値切る餘地がある、という意味になります。特に、中古品売買の情報によく出てくる表現です。

 値切る場合、北京語には「砍價」という言い方があります。「砍」はたたき切る、割る、削るという意味もあることから、この「可小刀」はちょこっと削ると言う感じで、まさに「砍價」から由來した言葉と見ることができます。「砍」の道具は斧や刀になることから、ネットでは「可刀」で「値切れる」、「値切る餘地がある」と言う意味を表すようになりました。

 また、ちょっと派生させて、「可大刀」となると、「かなり値切る餘地がある」と言う意味になります。実はここにはもっと大きな「刀」もあります。「關公刀」、これは三國志でおなじみの関羽が使った兵器のことで春秋刀を指します。「指甲刀」、つまり爪きりのような細かい刻みかたもあるとの意味合いが含まれます。また、「刀後價」という言い方も見られます。ここの「刀」は動詞化された言い方で、「値下げ後の価格」と言う意味となり、即決価格を意味します。

 これらの言葉は中古品や遊休品の売買専用アプリ「閑魚」や「転転」などでよく見かけることができます。使わなくなったものや、必要のないものがあれば、こういったアプリで寫真や説明付きでアップすることで、転売が可能になっています。とても便利な世の中になったものです。

キーワード②

【老乾媽】(lǎo gānmā)[固]老乾媽(ブランド名)

意味

 貴州省の特產品で、辛味調味料の商標名でもあります。

 製品は牛肉の細切れや大豆を発酵させた「豆豉(トウチ)」などの具が入ったラー油のような感じのもので、辛いのが好きな人には萬能調味料として使われています。

 中國では、かなりポピュラーな商品で、炒め物やスープを作る時、よく調味料として使われる他、白いご飯や麺にかけても美味しく頂けます。また、ジャムやペースト代わりに食パンや蒸しパン「饅頭」に塗る人もいます。そもそもは貴州省の人が調味料でしたが、今では全國的な売れ筋商品として定著しています。

 創始者、つまり商標のマークに出ている女性陶華碧さんは田舎出身の文盲の女性で、夫がなくなり、2人の息子を育てるために、レンガで食堂を造って店を開いたと言われています。そこで出した自家製の調味料が人気になり、売れて売れて工場が立ち上がり、さらに企業を立ち上げるようになったといわれています。

 この「老乾媽」ですが、今では海外でも話題になり、愛好者が増えています。日本でも結構ファンが増えているようで、様點な食レポがネットに出ており、アマゾンでも購入が可能です。

 「老乾媽」は中國では一瓶15元前後で、日本では200円から800円で売られています。また、米國のあるぜいたく品通販サイトでは、2瓶で12ドルで売られているそうです。アマゾンドットコムでは、1瓶9ドルで売られているそうです。

 また、あるスイスのカメラマンはフェイスブックで「『老乾媽』愛好者協會」のページまで作っているとのことで、世界中にファンを生んでいることが伺われます。

 一部の外國料理は、確かに「老乾媽」と合うのかも知れません。例えば、イタリア料理やメキシコ料理などには、ピリッとした味が合うようにです。ですが、その一方で、ネットでは私たちの想像を絶するような食べ方も披露されています。例えば、「老乾媽」クッキー、そしてスイカやバナナに「老乾媽」を塗って食べる人もいるとか。人間の味覚と言うのはわからないものですね。

 音楽に國境がないと言われるのと同じように、味覚にも國境はありません。食を通じたボーダレス化は今後も拡大して行きそうです。皆さんも、是非一度試してみて下さいね。

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